BRICsを考える「概論」
20世紀から21世紀にかけて世界の中心を担ってきた国と言えば、それは間違いなくアメリカです。
しかし、世界の盟主として君臨し続けてきたアメリカは、泥沼のイラク戦争で求心力を失い、サブプライムローン問題での経済不安まだ完全には払拭しきれていません。
アメリカにはかつての支配力は無くなってきています。
また、経済大国と呼ばれる「G7」の国々も、それぞれが問題を抱えており、日本もようやく不況から抜け出したとはいえ、まだまだ本格的には回復していません。
その中で、今後の世界経済を担っていくと期待されている国々があります。
それが「BRICs」と称される、新興経済国です。
「BRICs」とは、ブラジル(B)・ロシア(R)・インド(Ⅰ)・そして中国(C)の4カ国。

それぞれの頭文字を組み合わせ、アメリカの投資会社が付けた造語です。
最後の「S」は複数系としていますが、これを大文字にして南アフリカ(S)の5カ国という意見もあります。